人は生まれてから成人するまで、年齢に応じた体の器官の発達がありますが

幼児期は特に神経系の発育が一気に9割まで到達します。

 

神経型の発達に関わる器官は「脳、脊髄、視覚器、頭径」です。

具体的に「脳、脊髄、視覚器、頭径」の発達というのは、

体を器用に動かすことであったり、リズム感であったり、運動能力に大きく関係します。

 

「スキャモンの発育曲線をご覧下さい」

 

中でも幼児期に注目される系統は「神経型」なんです。

6歳までの4つの曲線を比べてもわかるように一気に大きな山を描いていますね。

神経型の器官は6歳で9割まで発達してしまう、そして12歳頃には、ほぼ100%となります。

生まれてから12年間で神経系の発達が目覚しく、恐ろしいスピードで様々な神経回路が仕上っていくのです。

この神経回路が出来上がると、その後はなかなか消えることはありません。例えば一度自転車に乗れるようになれば長い間乗らなくてもいつでも乗ることができるなどがそれに当ります

 

この時期に必要な運動能力を獲得していないと後で獲得することは難しいようです。

幼児期には色々な遊びを通して体の発達を促すことがとても大切になってきます

 

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