園の特徴

保育理念

「自然の中で、子ども自らが考えて遊ぶことにより

のびのびと、わくわくでいっぱいの毎日を送ること。」

「にんげん力」は、思いっきり遊ぶ日々の中でこそ磨かれます

① 遊びの中から生きる力を育てる

  外遊び

「水・泥・砂・太陽が子どもを育てる」とも言われ、子どもたちはその中で生きる力というものを自ら育んでいきます。自然環境の中でその五感を働かせて探索し、自らの感覚を育てていきます。乳幼児にはこの自然環境の中で遊ぶことが考える力・集中力・創造性を伸ばすために一番大切でありその環境づくりに力を入れています。(何でも自分で体験させ経験にしていく。)外で遊ぶ事によりバランスのいい体になり、体力、免疫力も高まります。

② 食べる

子どもたちの健康に十分配慮し、安心して食べられる食材を選び、献立を考え、なるべく手作りで提供します。添加物の少ない味噌や醤油、新鮮な野菜といったように生産者、産地のわかる食材など食材選びから気をつけていきます。

③ リズム遊び・ロールマット

0歳から年長まで、「さくら・さくらんぼのリズムあそび」とロールマットを取り入れていきます。

このリズム遊びで楽しく遊ぶことでしなやかな身体と五感をもった子どもに育ちます。

さくら・さくらんぼのリズムあそび・・・運動神経と感覚神経の発達が、脳中枢神経の発達を促します。就学までが最も発達する時期です。そのため、ここで行われるリズム遊びは、発達を促す200種類以上考案され、手先・足先・腕・脚・首・背・腹と、全身の筋肉をくまなく使うように工夫されています。ピアノのリズムにのって、自然に全身をバランスよく発達させていきます

ロールマット

ロールマットを使って身体をほぐすのが、朝の日課です。特殊なマットの上で子ども達は脱力した状態を保ち、保育士の介助によって血行を促し、身体の歪みを矯正していきます。それによって、その1日の保育がスムーズに浸透する状態になり、しなやかな身体と心をつくっていきます。

④ 創造力を伸ばすために文字教育はしない

知育より、子どもの意欲を伸ばすことのほうが大切で、脳が内側から外側へと進化した人類の進化の順に照らし合わせ、「意欲」や「やる気」が関わる脳の内側を鍛えるのが一番大切です。(脳科学で言われているドーパミンサイクルを作る事)

「自然は、意図しない刺激(光、音、様々な形や色、感触)に満ちています。一方、人間が与える教育は、意識上の言語で作られたもの。良い教育をしているつもりでも、意識下への刺激がカットされて、刺激が狭められてしまう危険性があるのです」

大人が「よかれ」と思って与えるよりも、はるかに高度なことを子どもの脳は自分でやろうとしています。「子どもが自分で自発的に学ぶ力を邪魔しないことを大切にしています」

小学校に行く前までに最大限創造力を伸ばしていけるような環境つくりに力を入れています。

⑤描画

絵には、子どもの心の状態が表れます。絵を見て、子どもが感じていること、捉えていること、脳と身体の発達を読み取り、保育のあり方、子どもとの関係性を確認していきます。

「生物の進化に学乳幼児期の子育て/斉藤公子」には次のように書かれています。

三才をすぎると人間の顔から直接手と足が出てくる。

まだ胴体の認識がないのが普通で、教えて描かせたら、かえってその後の発達を止めてしまう。

三才後半になってくると友達と遊んでいる、手をつないで歩いている絵を描くが、まだ空中遊泳の人間を描いている。

四才前半に、二、三ヶ月の早い遅いはあるが、はじめて空と地を分ける線を描き、地面を歩いているという認識を持つ。

四才後半ごろに初めて胴体の認識が出てくる。これはまったく全国一様である。

この胴体が出てくる前に、または三才で幼稚園などに入園し、描き方を一様に真似したり教えられたりした場合、多くは次のような絵になって現れる。これも全国一様である。

(「生物の進化に学乳幼児期の子育て」より)

「人間には体があるではないか、頭から手足が出るのはおかしい」などと教わったり、「頭には髪の毛がある」などと言われて描いた子どもは、不思議と前頭葉の部分、つまり創造する人間らしい脳の部分がなく、言われた通り描くが、三才、四才、五才になっても、その後の発展がない。

~引用ここまで~

絵の描き方を教えられずに、毎日遊びきり楽しかったことを思い出して頭の中で創造した絵(下のような絵)を何枚も描きます。

いずれも、楽しかった時や、聞いた物語の場面を、頭の中で思い出し、創造して一気に(集中して)描きます。
 

⑥ オムツは使わない

城の森保育園では、0歳児からパンツで保育します。(パンツが履けない子どもは布オムツを使います)

赤ちゃんはとても賢く、オムツを外して排泄をしていると、赤ちゃんも自分の体から排泄物が出ているということがよくわかり、排泄をコントロールする神経も自然に発達して、おしっこやうんちを溜めて出すようになり、自分で調整するようになります。

ハイハイしたり歩いたりすることを大人が教えなくても赤ちゃんは自分でするようになっていくのと同様に、本来排泄も、自然な状態(おむつの外)で排泄させていれば、大人が特に教えてなくても、排泄はコントロールできるようになるのです。

⑦ 城の森保育園では異年齢保育を採用していきます。

年齢ごとのクラスわけはなく、1歳児~5歳児まで一緒に遊んでいきます。(1歳児と5歳児は活動が全然違いますので個人差、レベルなど見てきちんと配慮していきますのでご安心下さい。)

子どもたちは、保育園の中でお互いから学び合います。年下の子どもは、年上の子ども達への興味・憧れからチャレンジ精神旺盛になり、新しいことを覚えたり、子ども達同士で解決しようという自立心も芽生えます。

また年上の子どもは、年下の子どもに世話をし、教えることによって自信をもち、思いやりの心を育てます。子どもたちは、これらを通して社会性と協調性を自ら学び、小さな社会を築き上げていきます。

⑧ みんなのあこがれの年長さん

年長さんにしかできないこと、年長さんしかしない活動があります。

今の自分では少し手が届きそうで届かない事に挑戦し、それを乗り越え、やれば出来る、自分はすごいと自己肯定感を高め、自信をつけていきます

社会に出るとたくさんの壁があります。壁に当たった時にどうやって超えていくか、考え、超えていく力をつけます。

 

また年長しかできないことをすることで、下の子たちは年長へのあこがれ、こうなりたいという気持ちが生まれます。

⑨ 指示、命令、禁止はなるべくしない

指示、命令、禁止をすることで子どもたちは受動的になってしまい、考えることをやめてしまいます。

あれをしなさい、これをしなさいと言われると子どもたちは言われてから動けばいいやとか、どうせ怒られるからやらない、と思うようになります。

そのため城の森では子どもたちに指示、命令、禁止はしないようにしています。

声をかける時も、子どもに考えさせるような言葉がけを心がけ大人が安易に答えを言ったりしないようにしています

⑩ 日々愛情や感謝を伝える

子どもが主体性を持って何かに挑戦するためには「どんなときでも自分を受け入れてくれる存在」が必要です。

 

そのために、子どもへの愛情や感謝を言葉スキンシップでめいっぱい伝え、子どもの『存在そのものを全肯定する』ような言葉をかけます。そうすることで愛されている自信につながり、『ありのままの自分でいていいんだ』、『自分は自分のままで素晴らしい』と気づき自己肯定感を高め、自分の人生を幸せに生きていけるようになると思っています。

1日の流れ・年間行事

城の森保育園デイリープログラム

7:30 順次登園(視診・検温) 自由遊び
9:00 朝の会・座禅・雑巾がけ
9:30 主活動(リズム・雑巾がけ・散歩・あそび)
11:00 昼食
12:30 午睡
15:00 おやつ
15:30 午後のプログラム・自由遊び
17:00 順次降園
18:00 延長保育
18:30 閉園

年間行事予定表


運営会社概要

開園年月日 平成29年3月26日
運営会社 合同会社 瑞城
運営形態 認可外保育園(企業主導型保育事業)
住所 〒904-2214 沖縄県うるま市安慶名1032-1 2F
電話番号 098-989-7860
対象園児 1歳児~5歳児
定員 60名(1歳児~5歳児 各12名)
職員数 保育士6名 看護師1名 保育補助員3名 調理員2名 他1名

※城の森保育園は企業主導型保育事業の保育園です。